塗装の豆知識
必要な場合もございます。
足場を設置する理由は3つあります。
1つ目は周りに塗料が飛散しないようにする為です。足場を組み立てずメッシュシートを設置しないで塗装を行うと、隣の家の窓や庭等に飛散し、トラブルが起こる可能性があります。その為、お施主様やお隣の車に飛散可能性がある場合は、車全体にもシートを被せ施工させて頂きます。
2つ目は塗り漏れがないようきっちり施工を行う為です。足場がある事により職人の体が安定し、丁寧で綺麗な塗装がご提供出来ます。
3つ目は職人の安全を確保する為です。足場を設置せずに塗装を行ったりする塗装業者も過去にはいました。しかし、当時は職人の転落事故が多く発生していました。その為、職人の命を守る為、外壁と塗装する際や勾配がキツい屋根などは足場を設置して塗装を行います。
塗料は様々な種類がございますが、以下に代表的なものを記載します。
シリコン塗料について
シリコン塗料は、シリコン樹脂を使用した塗料です。10年〜15年という耐久性と費用のバランスの良さから、現在は戸建住宅塗装でシェアNo.1と主流となっております。
塗膜がやや硬く割れやすい欠点がありますが、現在は各メーカーが柔軟性を持たせたシリコン塗料を開発しているので、外壁・屋根に使う分には十分な性能です。
フッ素塗料について
フッ素塗料とは、フッ素樹脂を使用した塗料です。
紫外線に強く耐久性が高い、大型建築や公共施設で良く使われます。ちなみに東京スカイツリーもフッ素塗料です。
光沢の持ちも良く、汚れや色あせにも強いです。価格は高いですが、長期で見るとお得な塗料になります。
無機塗料について
無機塗料とは、無機成分と有機成分を合わせた塗料です。
無機ハイブリッド塗料ともいいます。
紫外線に強いが硬くて割れやすい無機成分と、柔軟性はあるが劣化しやすい有機成分を組み合わせお互いの弱点を補った高性能な塗料です。耐久性は組み合わせる樹脂(有機成分)によりますが、20年以上の耐久性を発揮する製品もあります。
こちらもフッ素と同様に安くはないですが、長期的にはお得な塗料となります。
遮熱塗料について
遮熱塗料とは、紫外線を反射して屋根や外壁の表面温度を下げる効果を持った塗料です。
夏の室内の暑さが低減され空調機器の電気代を節約できる為、エコ塗料として人気があります。大手塗料メーカー各社は温暖化現象の対策として多数の製品を研究・開発しており人気が高まっている塗料です。トタン屋根などの金属屋根住宅や大型の工場などではより効果を実感しやすく、よく使用されています。
しかし、日光の反射率は色によって差があるため、カラーバリエーションには少ないです。
代表的なものを紹介致しましたが、上記以外に様々な塗料がございます。お客様のご要望や家の材質・状態に応じてベストなご提案をさせて頂きます。ご相談のみでも無料で伺いますので山鳶塗装に是非一度ご相談下さい。
塗料には「水性」と「油性」があります。
塗るとき使用する希釈材(塗りやすくするために薄めるもの)が水なら“水性塗料”、シンナーなら“油性塗料”です。
水性塗料は臭いが少なく、室内塗装を行う際や臭いに敏感な方、小さなお子様への配慮ができます。
昔は油性塗料に比べると耐久性が低くあまり使用されておりませんでしたが、現在は開発が進み、油性と同等レベルの高耐久の水性塗料も多く販売されています。
ちなみに、現在の戸建住宅は水性塗料がメインになっております。
一方、油性塗料は塗装作業中にシンナーの臭いが気になる場合がございます。(乾燥すれば臭いは消える)。
しかし、油性塗料は水性塗料よりも塗膜が強固で耐久性がある為、少しお金をかけたい場合はおすすめです。
塗装会社は大きく分けて3種類ございます。
1.訪問型リフォーム会社・塗装店
すべての訪問販売が悪いとは言いませんが、彼らは仕事の品質でお客様から頼まれる会社ではありません…。 数人から数十人の営業マンが在籍し、日々契約の為に活動しております。当然、施工金額には彼らは歩合が乗っけられており、見積り金額が高くなる傾向があることに加え、施工内容は下請け職人の腕次第となります。
2.大きな塗装会社、塗装店
大きな会社ほど、たくさんの下請け塗装業者が出入りしています。
山鳶塗装も元々その下請けの1社です。 現場に出る職人はいなくても優良なたくさんの施工管理が在籍しており、現場を頻繁に巡回するため大変、品質のいい塗装工事を提供できています。しかし、大きくなるほどショールームや街頭看板、ネット広告、コンサルティング会社への依頼など、実際の塗装工事とは別に「集客」に多額のお金を支払う傾向が強くなる為、直接職人会社の塗装会社に頼むよりも割高になってしまいます。
3.職人直営の塗装専門店
山鳶塗装はコレです。職人同士の協力、結束が強く、実際に施工をしている為、現場のことを一番知っております。
加えて、「自分たちの会社の看板を出して塗るのだから、いいところを見せよう!」、「口コミで良い会社だと知ってもらいたい!」となります。また、無駄なお金をかけず小規模で行なっている所が多いため、金額もお安くできます。