top of page
塗装の豆知識
-
塗り替えは必要ですか?はい、必要です! 定期的な塗装を行わなければ見た目が汚れていってしまうだけでなく、住まいの劣化が早まってしまい、長く住むことができなくなってしまう可能性があるからです。 現時点では劣化することがない外壁材は販売されていませんので、やはり十数年に一度は塗装工事を行なう必要があります。
-
足場は必要ですか?必要な場合もございます。 足場を設置する理由は3つあります。 1つ目は周りに塗料が飛散しないようにする為です。足場を組み立てずメッシュシートを設置しないで塗装を行うと、隣の家の窓や庭等に飛散し、トラブルが起こる可能性があります。その為、お施主様やお隣の車に飛散可能性がある場合は、車全体にもシートを被せ施工させて頂きます。 2つ目は塗り漏れがないようきっちり施工を行う為です。足場がある事により職人の体が安定し、丁寧で綺麗な塗装がご提供出来ます。 3つ目は職人の安全を確保する為です。足場を設置せずに塗装を行ったりする塗装業者も過去にはいました。しかし、当時は職人の転落事故が多く発生していました。その為、職人の命を守る為、外壁と塗装する際や勾配がキツい屋根などは足場を設置して塗装を行います。
-
塗料の種類を教えてください!塗料は様々な種類がございますが、以下に代表的なものを記載します。 シリコン塗料について シリコン塗料は、シリコン樹脂を使用した塗料です。10年〜15年という耐久性と費用のバランスの良さから、現在は戸建住宅塗装でシェアNo.1と主流となっております。 塗膜がやや硬く割れやすい欠点がありますが、現在は各メーカーが柔軟性を持たせたシリコン塗料を開発しているので、外壁・屋根に使う分には十分な性能です。 フッ素塗料について フッ素塗料とは、フッ素樹脂を使用した塗料です。 紫外線に強く耐久性が高い、大型建築や公共施設で良く使われます。ちなみに東京スカイツリーもフッ素塗料です。 光沢の持ちも良く、汚れや色あせにも強いです。価格は高いですが、長期で見るとお得な塗料になります。 無機塗料について 無機塗料とは、無機成分と有機成分を合わせた塗料です。 無機ハイブリッド塗料ともいいます。 紫外線に強いが硬くて割れやすい無機成分と、柔軟性はあるが劣化しやすい有機成分を組み合わせお互いの弱点を補った高性能な塗料です。耐久性は組み合わせる樹脂(有機成分)によりますが、20年以上の耐久性を発揮する製品もあります。 こちらもフッ素と同様に安くはないですが、長期的にはお得な塗料となります。 遮熱塗料について 遮熱塗料とは、紫外線を反射して屋根や外壁の表面温度を下げる効果を持った塗料です。 夏の室内の暑さが低減され空調機器の電気代を節約できる為、エコ塗料として人気があります。大手塗料メーカー各社は温暖化現象の対策として多数の製品を研究・開発しており人気が高まっている塗料です。トタン屋根などの金属屋根住宅や大型の工場などではより効果を実感しやすく、よく使用されています。 しかし、日光の反射率は色によって差があるため、カラーバリエーションには少ないです。 代表的なものを紹介致しましたが、上記以外に様々な塗料がございます。お客様のご要望や家の材質・状態に応じてベストなご提案をさせて頂きます。ご相談のみでも無料で伺いますので山鳶塗装に是非一度ご相談下さい。
-
水性と油性の違いはなんですか?塗料には「水性」と「油性」があります。 塗るとき使用する希釈材(塗りやすくするために薄めるもの)が水なら“水性塗料”、シンナーなら“油性塗料”です。 水性塗料は臭いが少なく、室内塗装を行う際や臭いに敏感な方、小さなお子様への配慮ができます。 昔は油性塗料に比べると耐久性が低くあまり使用されておりませんでしたが、現在は開発が進み、油性と同等レベルの高耐久の水性塗料も多く販売されています。 ちなみに、現在の戸建住宅は水性塗料がメインになっております。 一方、油性塗料は塗装作業中にシンナーの臭いが気になる場合がございます。(乾燥すれば臭いは消える)。 しかし、油性塗料は水性塗料よりも塗膜が強固で耐久性がある為、少しお金をかけたい場合はおすすめです。
-
1液、2液とはなんですか?塗料には「1液タイプ」と「2液タイプ」があります。 1液タイプは、塗料缶を開けてそのまま使うことができる塗料です。 2液タイプは、塗料缶(1液)に硬化剤(2液)を混ぜてから使用する塗料です。 1液はそのまま水やシンナーで希釈するだけなので扱いやすく、現在の主流となっております。 2液は硬化剤(塗膜を固めるもの)を入れる為、しっかりと計量を行い、よくかき混ぜる必要があります。職人次第では品質にばらつきが出る可能性がありますが、1液よりも強い耐久性・塗膜ができます。
-
塗装屋さんのオリジナル塗料って良いの?結論はそんなに良くはないです。理由は施工業者が「オリジナル塗料」を提案する理由は高品質を謳って相場より価格を高く設定できることや、逆に安い塗料をオリジナル塗料として平均価格で販売できることなど悪い事例が多いです。 また、塗料だけで商売を行い、これまで何十年、何百年と研究をしてきた大きな会社の塗料と塗装屋さんが開発した塗料では実力差が歴然です。その為、オリジナル塗料を勧められても関西ペイントや日本ペイントなどの大手を使用しましょう。
-
「シーリング」と「コーキング」の違いは何ですか?基本的には同じ意味です。 両方とも、外壁のボードとボードの隙間や窓の周りにあるゴム状の素材のことを指します。室内に水が入らないようにする役割やボードとボードの緩衝の役割があります。 外壁塗装と比べると地味な存在ですが、防水のためにとても大切な工事です。 山鳶塗装にはシーリング専門の職人がいますので、気になる方はぜひお問い合わせください。
-
雨の日に塗装することはいけないの?基本的に雨が降ったときに関しては、塗装関係の工事は中断します。 足場を組み立てたり、養生シートを張り巡らせたりなど、雨が降っていても進めることが可能な工程もありますが、基本的には行いません。 塗料メーカーも塗料がしっかりと機能するための注意事項として「気温5度以下、湿度85%以上の塗装は避ける」とあり、雨の日に無理矢理、塗装作業を行うと様々な以下弊害が起こります。 ・塗料が雨で薄まる ・塗料に雨水が落ち、水玉模様のような汚い仕上がりになってしまう ・塗料が乾燥しないうちに重ね塗りする為、塗装後すぐに塗装が剥がれたり、ひび割れ、クレーター、白化など不具合が起こる可能性が高まる
-
クラックの補修は必要なの?はい、必要です! クラックとは外壁に現れたひび割れのことで、クラックは大きく分けて「ヘアークラック」と「構造クラック」との2種類に分かれます。 幅0.3mm以下の細いクラックをヘアクラック、それ以上の深いクラックを構造クラックと呼びます。 クラックが発生したら補修する必要がありますが、構造クラックの場合はすぐに補修する必要があります。 理由として、構造クラックは外壁に大きな隙間を作り、雨水の浸入を許してしまいます。長期間この状態で放置すると建物を支える構造体にまで悪影響を及ぼし、外壁材の剥離や内部構造の劣化・腐食、爆裂現象を招いてしまう事にもなりかねません。
-
どの塗装会社を選べば良いか分からない塗装会社は大きく分けて3種類ございます。 1.訪問型リフォーム会社・塗装店 すべての訪問販売が悪いとは言いませんが、彼らは仕事の品質でお客様から頼まれる会社ではありません…。 数人から数十人の営業マンが在籍し、日々契約の為に活動しております。当然、施工金額には彼らは歩合が乗っけられており、見積り金額が高くなる傾向があることに加え、施工内容は下請け職人の腕次第となります。 2.大きな塗装会社、塗装店 大きな会社ほど、たくさんの下請け塗装業者が出入りしています。 山鳶塗装も元々その下請けの1社です。 現場に出る職人はいなくても優良なたくさんの施工管理が在籍しており、現場を頻繁に巡回するため大変、品質のいい塗装工事を提供できています。しかし、大きくなるほどショールームや街頭看板、ネット広告、コンサルティング会社への依頼など、実際の塗装工事とは別に「集客」に多額のお金を支払う傾向が強くなる為、直接職人会社の塗装会社に頼むよりも割高になってしまいます。 3.職人直営の塗装専門店 山鳶塗装はコレです。職人同士の協力、結束が強く、実際に施工をしている為、現場のことを一番知っております。 加えて、「自分たちの会社の看板を出して塗るのだから、いいところを見せよう!」、「口コミで良い会社だと知ってもらいたい!」となります。また、無駄なお金をかけず小規模で行なっている所が多いため、金額もお安くできます。
-
相見積りは必要なの?相見積りは最低3社はもらうのがおすすめです。 見積りは、1社だけではその業者が正確な価格で見積りをしているのか、判断することが難しいです。また、塗装工事は会社によって提案する内容も異なります。全ての見積り価格と提案内容を見た上で判断するのが間違いないでしょう。
-
1.塗装完成後のイメージが違う【対策】思い描いていたイメージの色と実際の仕上がりが違う?と思うことがあります。 しかし施工が終わってしまうと、使用塗料の色を間違えたなど業者側に明らかなミスがない限り、無料でやり直してもらうのは難しいです。 施工途中で「思っていたイメージと違う」と感じたら早めに業者に相談しましょう。山鳶塗装では早い段階でお話し頂けたらカラーの切り替え等ご相談に乗ります。 また、色見本だけではなくカラーシュミレーション等を使用しましょう。
-
2.近隣の家から、騒音で苦情が入った【解決策】山鳶塗装でもたまにある事例です。騒音は足場の組み立てや、高圧洗浄などで起こる事が多いです。 また近隣トラブルは騒音以外にも職人の態度や車の置き場所などのクレームも考えられます。 山鳶塗装では工事前からも近隣の住宅などへ挨拶や工事の案内が行ますが、近所付き合いも考えると依頼主自身も事前にお声がけ頂けるとクレームの発生確率は一段と下がります。
-
3.隣家から、塗料の飛散で苦情が入った【解決策】業者のミスや飛散対策不足で近隣の住宅や車に被害が出た場合は、しっかり業者に責任を取って貰いましょう。塗装業者も通常、事故や損害に備えて保険に加入しています。
-
4.自宅の家財が壊された、車や敷地が汚された【解決策】業者のミスで家財が汚されたり壊れたりした場合は、業者に清掃や弁償をしてもらいましょう。 正直にお話しすると山鳶塗装もお客様の植木を壊してしまったことがございます。その時はきっちりと弁償致しました。
-
5.塗装がすぐに剥げてしまった【解決策】手抜き工事を行なわれた可能性がございます。保証があればすぐに施工した塗装業者へ連絡し、直してもらいましょう。 保証が無くても塗って数年後に剥げてしまった場合も通常は考えられないことなので、塗装会社へ連絡し、修繕依頼を行いましょう。 そのそも、剥げてしまう1番の原因は手抜き工事がございます。訪問営業会社や大手塗装業者は必ず下請け職人が存在します。その下請けへ依頼する価格が安いと下請け職人はどうしても塗料を薄めたり、下塗りを省くなど手抜きを行い利益を確保しようとします。その為、塗装工事を依頼する際はしっかりとその会社はどういう会社なのか?地域密着で職人が在籍する会社なのか?調べる必要があります。
-
6.「自社のオリジナル塗料」が、実はメーカー製の塗料で高い金額を提示された施工業者が「オリジナル塗料だから」と高品質を謳って相場より料金をかなり高くしたり、逆に安い塗料をオリジナルとして平均価格で提示したりと、こういった事例が多くあります。 山鳶塗装ではオリジナル塗料は作っておらず、大手塗料メーカーの塗料しか使用しません。理由は塗料だけで商売を行い、これまで何十年、何百年と研究をしてきた大きな会社の塗料と塗装屋さんが開発した塗料では実力差が歴然なのか明確だからです。その為、オリジナル塗料を勧められても関西ペイントや日本ペイントなどの大手を使用しましょう。
-
7.見積もり書と異なる金額を請求された【対策】施工後に追加工事などを理由に、見積書と異なる金額を請求される場合があります。納得できない場合、その場では応じず消費者センターに相談して対応するようにしましょう。また、出来るだけ言った言わないを避ける為、見積り書へ記載するなど、記録を残しましょう。
-
8.工事費の上乗せを要求された基本的に塗装工事で見積書以上のお金を支払うことはございません。毅然と対応しましょう。 対応に困るようであれば、国民生活センターなどに相談しましょう。 しかし、施行中に想定以上の劣化が見つかり、追加工事が必要な場合もあります。その際は、説明を十分に聞き必要可否を判断した上で追加工事分についても別途見積もりも貰いましょう。